6.LODを下げる方法

vol Fall

2013年03月03日 00:01


1.概要
2.AutoCadでの操作(概略)
3.AutoCadからデータの書き出し
4.AutoCadデータの変換(FBX)
5.Blenderで読み込み
6.BlenderでLODを減少させる方法
7.SecondLifeへのUP
8.総括と復習
9.テクスチャーの張り込み-1
10.テクスチャーの張り込み-2
11.応用(テクスチャー張り替えの為の面分割)
12.よく使うコマンド一覧

今回は、造ったMeshのLODを下げる方法を紹介します。

今までの説明でMeshをUPした方はお気付きだと思いますが、
プリム数が予想以上に大きくないですか?

横に同じ大きさのスカルプと比べて見て、Meshの型崩れが無いのを見つけました。
そこで調べてみたのがLODを下げる方法。

LODって御存じですか?
 よくスカルプのオブジェクトを遠くから見ると形が変わって仕舞ったりしなすよね?
 あれはLODが低い場合に起こります。
 LODが高いと、離れてもなかなか形が崩れない。その代わりデータとしての負荷が増大します。
 Meshの場合、それがカウントされるプリム数に直接影響してしまいます。

まず、Blenderにてファイルを開いて下さい。

そして以下に従って設定画面を開いて下さい。
①オブジェクトモードで対象部分を選択
②プロパティウインドウでオブジェクトモディファイアを選択
③開いたウインドウ内にある追加ボタンを押し、ポリゴン数の削減を選びます。
④現れたパネル内の比率を変更します。
  AutoCadから持って来た場合、精度が高いので半分以下でも十分な場合もあります。
  形状によって色々試してみて下さい。


以下は実験の結果ですが・・・

左がそのまま出したもの。中央が0.1にLODを下げたもの、右は0.01まで下げてみました。
湾曲した1350オブジェクトの集合体ですが、プリム換算数は

      1倍=2061プリム  0.1倍=233プリム  0.01倍=36プリム

プリム数は、拡大の倍数で変わるので、上の数値は、微妙に大きさも違うので参考まで~^^
    しかし、流石に0.01倍では 無理ww

では、皆さんお休みなさい~^^
AutoCadでMesh